画像左から「藤田嗣治と愛書都市パリ」「藤田嗣治 本の仕事」「Marty! Marty! 1, 2」 挿絵本に限らないでしょうが、コレクションの最終盤では色々なことが起こります。テンパイ状態(あと一点)からなかなか最後の一作品に行き当たらなかったり、未知の作品が突然出現したり。これもコレクションの醍醐味ではありますが。 私の場合はマルティの挿絵本をあらかた集めつくした頃、なんと神秘主義の宗教書(マルティ挿絵)なるものがオークションに現れて驚きました。またバルビエの「ビリティスの歌」は有名なコラール版とは別に、もっとエロティックな秘密の私家版があることを最近知りました。研究書や作品解説書のあまりな…