こんにちは、松本千嶂です。 今日の書作品は、「掬水月在手」です。 ****************** 「掬水月在手」(禅語) 読み:みずをきくすればつきてにあり意味:水を両手ですくってみれば、その手の中に月は映っている大きさ:タテ約33cm、ヨコ約24cm用途:インテリア 「掬」は偏と旁の高さを変えます。「月」と「在」の横画は等間隔にし、右上がりに書きます。「手」の最終画は右に膨らむように。楷書の基本(2020-11-19の記事参照)は以上のようになるかと思いますが、作品によっては違った結構(組み立て)にすることもあります。「水」はこの作品では横長にして幅をもたせましたが、前後左右の字によっ…