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コンピューターによるナビゲーションシステムを搭載したレースマシン、サイバーフォーミュラの登場は、F1に変わる21世紀のニューレースマシンとして、世界中の人々を熱狂させた…。
次世代のモータースポーツ『サイバーフォーミュラ』。F1をも凌ぐ世界的なイベントであるサイバーフォーミュラは、AIによるサポート『サイバーシステム』やブースト加速といった最先端テクノロジーを取り込み、もっともエキサイトなスポーツとして人気を博していた。
サイバーシステムの開発者を父に持つ少年、風見ハヤトは、サイバーフォーミュラのチームのひとつ『スゴウアスラーダ』に度々出入りする普通の少年だった。しかし父の開発したAIを搭載するニューマシン『アスラーダ』の争奪戦に巻き込まれ、否応なしにドライバー登録されてしまう。最初は成り行きでステアリングを握っていたハヤトだったが、国内大会からワールドグランプリへの出場権を勝ち取り、チームメイトとふれあい、ライバルたちとのバトルを経ていくうちに、レーサーとしてもひとりの「男」としても成長していくのだった。
しかしアスラーダを軍事利用しようと企む一派に父が殺されたことを知らされ、一度は絶望の淵に立たされるハヤト。彼は危険を回避するために身を隠していた母や、真相を知り「ナイト・シューマッハ」と名を変えてハヤトを守ってきたあすかの兄「菅生修」、そしてチームクルーに支えられどうにか立ち直る。そして本来アスラーダを搭載するはずの、父の遺したニューシャーシ『スーパーアスラーダ』を手に入れ、グランプリに改めて挑む決意を固めた。それは「父の作ったマシンでチャンプになる」という、新たな夢の出発点でもあった。
ハヤトはランドルや新条といったライバルたちと数々の激闘を展開し、敬愛する先輩ドライバー「大友譲二」の事故による挫折を切り抜け、ついに最終ラウンドを迎える。そしてライバルチームのドライバーたちも一目置く存在となるまで成長し、激闘の末に最年少ワールドチャンピオンの栄冠をその手にするのだった。