堂場瞬一さんの長編小説 「警視庁総合支援課2」シリーズ最新作 被害者そして加害者の家族への支援を行う部署という特殊な業務を請け負う「総合支援課」の活躍 事件そのものの捜査を手掛けるわけではないのだけど支援対象者の背景を知るために、初動から丁寧に追いかける中で初めて見えてくるものがある、そういうことがよくわかるストーリー。 警視庁失踪課の高城賢吾など、他シリーズのメンバも登場して協調して絡んでくるのは、嬉しい。 現実でも起きていそうで,悲しい結末。 最後の光か、このわずかな希望的なところも現実的なところだと思いました。 ■閑話休題主人公:柿谷晶が、休日に愛車のMG RV 8でのちょっとした遠出を…