本日は、「自己嫌悪」のお話。 私は、品行方正な老人の1人だと思っています。昔気質の親に「他人(ひと)様に迷惑をかけるのだけは勘弁してくれ」(何が勘弁してくれなのか今だに謎ですが)と育てられたこともあり、よく世間で言われる「老害」とわかっている行動はとることはありません。 悲しいかな、そんな私も年を重ね、我ながら情けないなと思う感情を持つことがあります。これでも毎日、『般若心経』を唱え、「無の境地」を理解しようと努力はしているのですが、「楽したい」「得をしたい」といった『煩悩』を消すことは難しいようです。小心者の私ですから世間を騒がせるような『煩悩』を持つことはありません。ただ、小心者だからこそ…