若い頃は自分が嫌いで、他人も嫌いで、社会も、世界も、宇宙も、何もかも嫌いでした。何故なら、この世の全ては私の理想通りであるべきなのに、そうでは無かったからです。 実際は理想どころか、自分は出来損ないのゴミクズだし、他人は意地が悪い奴ばかりだし、社会や世界は弱肉強食の地獄でしかありません。これでは宇宙は何の為にあるのか、万物は何の為に存在しているのか分かりゃしない。 だから、こんな世界など無い方が良いんじゃないかと、心の底から思ってました。でも、私の理想には非現実的な所が多かったし、この宇宙の全てがダメダメなのも私の所為ではありません。 なので、責任の所在について全力で考えていたら、ふと「この宇…