任天堂発売、HAL研究所開発によるコンピュータゲームのシリーズ。生みの親は桜井政博。
第1作目の『星のカービィ』は、ゲームボーイ用ソフトとして1992年4月27日に発売された。
まんまるな主人公カービィが、デデデ大王の悪事から世界の平和を守るため冒険に出る。メインシリーズは横スクロール型のアクションゲームとなっており、敵を吸い込み、吐き出して攻撃する吸い込みアクションや、空気を吸い込んで膨らんだ状態となり、空中をホバリング移動できるのが特徴。
一見ファンシーなキャラで子供向けのようだが、初代のエクストラモードは、子供向けのレベルを軽く越え、ゲーマーすらうならせる難易度。
「誰にでもクリアできる難易度」と、「上級者が納得する内容」を両立する良作。シリーズを通して、初心者や子どもでも楽しめる難易度が特徴で、カービィの愛らしいキャラクターがウケて、一躍人気シリーズとなった。
第2作目である『星のカービィ 夢の泉の物語』から、後のシリーズの伝統となる、敵を飲み込んでその能力が使えるようになる「コピー能力」が登場。同作品では、人気キャラクターとなるメタナイトが初登場した。
『星のカービィスーパーデラックス』では、能力の数こそ減少したものの、コマンド入力で技が出せるようになっているため、コアなファンに大受け。「スーパーデラックス」をシリーズ最高傑作とする人も多い。
アクションゲームではない作品も多く存在し、「動きセンサーカートリッジ」を搭載した『コロコロカービィ』など、意欲的な作品も多く見られる。
生みの親である桜井政博が直接関わった『星のカービィ(初代)』『星のカービィ 夢の泉の物語』『星のカービィ スーパーデラックス』『星のカービィ 夢の泉デラックス』は、「桜井カービィ」と呼ばれ、他の作品と区別されることがある。
タイトル | 対応機種 | 発売日 |
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星のカービィ | ゲームボーイ | 1992年4月27日 |
星のカービィ 夢の泉の物語 | ファミリーコンピュータ | 1993年3月23日 |
カービィのピンボール | ゲームボーイ | 1993年11月27日 |
カービィボウル | スーパーファミコン | 1994年9月21日 |
星のカービィ2 | ゲームボーイ | 1995年3月21日 |
カービィのブロックボール | ゲームボーイ | 1995年12月14日 |
星のカービィ スーパーデラックス | スーパーファミコン | 1996年3月21日 |
カービィのきらきらきっず | ゲームボーイ | 1997年1月25日 |
スーパーファミコン | 1998年2月1日 | |
星のカービィ3 | スーパーファミコン | 1998年3月27日 |
星のカービィ64 | NINTENDO64 | 2000年3月24日 |
コロコロカービィ | ゲームボーイカラー | 2000年8月23日 |
星のカービィ 夢の泉デラックス | ゲームボーイアドバンス | 2002年10月25日 |
カービィのエアライド | ニンテンドーゲームキューブ | 2003年7月11日 |
星のカービィ 鏡の大迷宮 | ゲームボーイアドバンス | 2004年4月15日 |
タッチ!カービィ | ニンテンドーDS | 2005年3月24日 |
星のカービィ 参上!ドロッチェ団 | ニンテンドーDS | 2006年11月2日 |
星のカービィ ウルトラスーパーデラックス | ニンテンドーDS | 2008年11月6日 |
毛糸のカービィ | Wii | 2010年10月14日 |
あつめて!カービィ | ニンテンドーDS | 2011年8月4日 |
星のカービィWii | Wii | 2011年10月27日 |
星のカービィ 20周年スペシャルコレクション | Wii | 2012年7月19日 |
星のカービィ トリプルデラックス | ニンテンドー3DS | 2014年1月11日 |
カービィファイターズZ | ニンテンドー3DS(ダウンロード専用) | 2014年7月23日 |
デデデ大王のデデデでデンZ | ニンテンドー3DS(ダウンロード専用) | 2014年7月23日 |
タッチ!カービィ スーパーレインボー | Wii U | 2015年1月22日 |