暑かった今年の夏もいつの間にか終わり、爽やかな秋晴れの日が続いている。蚊もそろそろいなくなって庭仕事も楽になるかな。 うちの庭でうれしい発見。春に植えた時計草が初めて花を咲かせたのだ。姿形といい、色合いといい、なんと不思議で美しいことか。 花の形状が時計の文字盤にそっくりなので日本では時計草と呼ばれるが、メディカルハーブの世界ではパッションフラワーだ。「パッション」はキリスト教の「受難」が語源で、花の形をイエス・キリストが十字架に架けられた姿に見立てている。同じ花でもまったく違う名前が付けられたとは、なんとも興味深い話だ。 見ているだけで、吸い込まれてしまいそうな美しさ。この複雑な形状、鮮やか…