最尤推定法の復習 最尤推定法は、データに確率モデルを当てはめるときに必要になるパラメータを、データから推定する方法です。 私の場合、大学の教養課程で習ったものの在学中に使う機会はなく、就職してからも使う機会なく時間が流れ、40歳を目前としたころ急に必要になりました。習っていても使わぬまま20年過ぎてしまうと、覚えているはずもなく、Rではライブラリで処理できたことから、あいまいな知識のまま、今に至っている方法です。 私にとって最尤推定法を理解できない原因ははっきりしていて、常套句のように出てくる「観測されたデータをもっとも起こりやすい」という表現です。これがしっくりこない。白黒つかない印象がダメ…