青山美智子さんの「猫のお告げは樹の下で」を読みました。例によって相関図を書い てしました。どうしても確認したくなるんです。間違っていたり、不足していたりしたら、ごめんなさい。 相関図 あと、心にしみた文章を少しだけ紹介させていただきます。 ■親子 子どもは違う場所へ行ってしまう。それまで隣に座っていたのに。同じ景色を見ていたのに。揺られながらいろんな話をしたのに。 でも俺だってそうだ。時期が来たら自然に、自分の意志で親と違う電車に乗り継いだ。そして美恵子と出会って、ふたりで同じ電車に乗って……そこにさつきが乗ってきたんだ。さつきはさつきの切符をもって。 <略> だけど親子はいつまでも同じ電車に…