今朝教えていただいた、禅の言葉。 阿頼耶識(あらやしき) 禅では、「不立文字(ふりゅうもんじ)」といって、書いたもの(教義を表す文字や言葉)などは一切不要で、坐禅で体験することが大事、という考え方がある。 だから、今日の言葉である「阿頼耶識(あらやしき)」というものも、ただのイメージにすぎないので、忘れていただいて構わない、、、という前置きがあってのお話。 唯識は、大乗仏教の哲学で、その中では人間は8つの意識から形成されている、という考え方がある。その八識が、阿頼耶識のこと。 5世紀に無著(アサンガ)と世親(ヴァスバンドゥ)の兄弟が唱えた大乗仏教の根幹の哲学。 人間には次の八種類の識がある。五…