わたしはお釈迦様に深い興味を抱き、過去世からのご縁を感じる禅や仏教の道へと、自然に導かれてきました。けれど、僧侶になろうと考えたことはなく、出家もしておらず、髪を剃った経験もありません。 それでもご縁というものは不思議で、あるとき知人から頼まれ、その方の地元の有志たちが建立した、七福神をお祀りする小さな寺院で住職を務めることになりました。 しかし、寺に勤め始めて間もなく、体調の不調が日常的に現れるようになりました。お腹の調子が悪く、頻繁にトイレに駆け込まねばならず、尿路結石の激しい痛みに何度も襲われました。ぎっくり腰も繰り返し、こうした不調が日常茶飯事となっていったのです。 そして数年が経った…