男子バレーボール部のキャプテンだった桐島は、立場上部員との間に軋轢が生じてしまい、部活を辞めてしまう。それをきっかけに、同級生5人の日常に変化が生じてしまう。
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
朝井リョウによる小説作品。 著者が早稲田大学在学中である2009年に第22回小説すばる新人賞を受賞したデビュー作。 神木隆之介主演により映画化され、2012年8月11日に公開予定。
軽快な文章で、現代の風潮を鮮やかに描き出す朝井リョウさん。 読みやすさの中にも、ぐさっと刺さる作品や考えさせられる作品があり、 読者を物語の中に惹きこむ力がある作家さんです。 今回は特に私がおすすめしたい8作品を紹介します! 一番最後に、全作品の一覧チェックリストもありますので、 ぜひご活用ください! 朝井リョウさんについて 桐島、部活やめるってよ(2010) あらすじ おすすめポイント 星やどりの声 (2011) あらすじ おすすめポイント 世界地図の下書き (2013) あらすじ おすすめポイント 発注いただきました! (2020) 内容紹介 おすすめポイント 正欲 (2021) あらすじ…
皆さん、こんにちは。 私事ですが、昨日で結婚20年でした。 前々から家内とは、早いねー、あっという間だね―などと話していましたが当日まで二人とも忘れていました。仕事中ふと思い出し、どうしよっと思い、急いでグーグルマップでお花屋さんを探し、ちっちゃいブーケを買って帰りました。 「え?私に?」って二人暮らしなんだから、あなたしかおらんやろって感じです。 「あー、ありがとう。忘れてた」とのこと。 まあいいですよ。私が忘れててあなたが覚えていたら、あなた、すごい機嫌斜めになりますもんね。 ここまで20年、色々ありがとうございます。 これから先も、どうぞよろしくお願いいたします。 はじめに 朝井リョウ氏…
映画「桐島、部活やめるってよ」感想 Amazonプライムビデオで「桐島、部活やめるってよ」を視聴しました。この映画は2012年の作品であり、青春映画の傑作と言えます。この感想では、映画の内容に触れていますが、ネタバレは避けています。 映画のあらすじ いつもと同じ金曜日、学校内にはある噂が広まっていました。それは、学校一の人気者であるバレー部のキャプテン、桐島が突然部活を辞めたというものです。この出来事をきっかけに、各部やクラスの人間関係に徐々に歪みが生じ、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していきます。 映画の登場人物と役割 この映画を初めて見ると、桐島が登場しないことに気づきます。…
※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。作品名:桐島、部活やめるってよ/朝井リョウ (小説 2010年) リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B00A773H60 評価:★4(★★★★☆)映画版が素晴らしかったので、原作小説を読むことにした。私が読んだ文庫版(2012年)は単行本(2010年)の2年後に刊行されたもので、「東原かすみ〜14歳〜」というおまけの章が追加されているが…
※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。作品名:桐島、部活やめるってよ (映画 2012年) リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B00FIWT45W 評価:★5(★★★★★)【概要 (Wikipediaより)】 著者(朝井リョウ)が早稲田大学文化構想学部在学中の2009年に、第22回小説すばる新人賞を受賞したデビュー作。これによって著者は初の平成生まれの受賞者となった。 吉田…
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 作者:朝井リョウ 集英社 Amazon 「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ(著) 集英社 あらすじ 映画版に衝撃を受けた! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 「正欲」の映画版の公開が来月に迫っている朝井リョウ先生。 本日は、朝井先生の中でも一番好きな作品をご紹介させていただきます☆ 「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ(著) 集英社 あらすじ 舞台は田舎の県立高校。バレー部の頼れるキャプテン、桐島が突然部活をやめた。 桐島の退部により、様々な生徒の心に波紋が広がってゆく… 映画版に衝撃を受けた! 本作を最初に観たのは映画版でし…
www.youtube.com 『桐島、部活やめるってよ』の映画主題歌です。 個人的に好きな曲という訳ではなかったのですが、初めてPVを観てかなりグッと来ました。 前田の持つ影が前田の持つ光を強調してくれる気がする、そんなPVです。 途中で出てくる橋本愛もグッド。 桐島はきっと生涯忘れられない映画です。
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 作者:朝井リョウ 集英社 Amazon 久々の読書記事も推理小説でなく申し訳ないですが、ここは読了順に行きたいと思います。 この『桐島、部活やめるってよ』ですが、自分は映画しか観たことなかったんですね。 それも公開当時に観た訳ではなく、浦安は舞浜のイクスピアリで時々過去の映画を上映する「キネマイクスピアリ」という企画をやっておりまして、その「キネマイクスピアリ」で取り上げられた際に観に行きました。 これ限定1週間の公開だったんですが、ちょっと内容が個人的にぶっ刺さり過ぎて2回も観に行きました。 そんな思い入れのある「桐島」が今年10周年を迎えたという事で…
「桐島、部活やめるってよ」を読みました。 桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 作者:朝井リョウ 集英社 Amazon タイトルが非常に印象的な本ですが、肝心の桐島は全く出てきません。代わりに桐島がバレー部を突然退部する事で周りの人間に直接的、間接的に影響を受け、その様子を描いたのが本作になります。ミステリーのような明確な解決というものはなく、あくまでも登場人物それぞれが抱えているものをつづったものになるので少し肩透かしを食らってしまうかもしれません。印象に残った人を挙げると… 小泉風助 前田涼也 宮部実果 菊池宏樹 小泉風助 バレー部部員。桐島が退部したことで自分が試合に出られるようになり…
見たいと思いながら見逃していた映画『mid90s』を鑑賞しました。俳優のジョナ・ヒルが監督を務めた映画で、スケーター映画として、また90年代のファッションや音楽へのノスタルジーをまとった作品として宣伝されていたものです。 www.youtube.com 私は90年代に中高生時代を送り、ヒップホップにも大きな影響を受けましたから、まさに“あの頃”が蘇るようなモチーフの数々に、懐かしさや切なさを感じながら見ることとなりました。 しかしそれ以上にこの映画は、思春期のどうにもならなさを描いた映画として、普遍的な美しさを持つものであると思いました。 *** どこかに何かをぶつけたくて吐き出したくて爆発し…