楊家将演義

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中国京劇雑記帳•19日前

京劇演目紹介《三岔口》（楊家将演義）

仲間を救うため暗闇の中繰り広げられる格闘あらすじポイントデータ京劇《三岔口》1958年資料映像任堂惠を演じる李少春（当時39歳）劉利華を演じる谷春草（当時26歳） youtu.be youtu.be あらすじ宋代。名将・楊家に従う豪傑・焦賛は義憤にかられて犯した罪により沙門島へ流されることになる。楊延昭は焦賛を秘密裏に警護するよう任堂惠に命じる。焦賛が護送中に宿泊することになった旅籠に任堂惠も滞在するが、店主の劉利華は任堂惠の佇まいから焦賛を殺そうとしている刺客だと思い込む。劉利華は夜が更けてから任堂惠の部屋に忍び込み、暗がりの中ふたりは争いになる。劉利華の妻に救い出…

#京劇#武生#武丑#短打武生#楊家将演義

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中国京劇雑記帳•8ヶ月前

京劇演目紹介《楊家将》李陵碑・清官冊（楊家将演義）

宋の名将・楊家一族の物語老生がメインの芝居で、主演俳優が通しで前半の《李陵碑》で楊継業、後半の《清官冊》で寇準を演じることが多いです。《李陵碑》李陵と蘇武《清官冊》杜鎮傑が演じる楊継業 youtu.be 《李陵碑》あらすじ宋代。侵攻してきた遼に対して、元帥の潘洪は楊継業に先鋒を命じる。楊継業は六郎（六男・楊延昭）と七郎（七男・楊延嗣）を率いて出陣する。両狼山で遼軍に包囲された楊継業は、七郎に包囲を突破させて援軍を求める。潘洪は子の潘豹を楊七郎に殺された仇から援軍を送らず、宋に叛いたとして矢を射かけて七郎を殺してしまう。七郎が夢枕に立った楊継業は、六郎に事態を探るよう命じて…

#京劇#楊家将演義#楊継業#老生#李陵

中国京劇雑記帳•1年前

鑑賞　1993年央視春節聯歓晩会京劇選段《坐宮》梅葆玖梅葆玥

春節の特別番組から、四大名旦のひとり梅蘭芳 Mei Lanfang （1894-1961）を父に持つ姉弟のうたをどうぞ。姉・梅葆玥 Mei Baoyue （1930-2000）は老生。楊延輝を演じています。弟・梅葆玖 Mei Baojiu （1934-2016）は父と同じく男旦。鉄鏡公主を演じています。実際のふたりと舞台姿の彩唱がオーバーラップする演出も見ものです。 youtu.be 演目についてはこちらこちらもどうぞ女性の老生といえば

#京劇#梅蘭芳#梅葆玖#梅葆玥#坐宮#楊家将演義#男旦

中国京劇雑記帳•2年前

京劇演目紹介《楊門女将》（楊家将演義）

2025/04/19更新悲しみを乗り越えて宋の名将・楊家の女たちの活躍劇あらすじデータポイント解説鑑賞あらすじ宋代。名将・楊家の佘太君のもとに国境を守っていた孫の楊宗保が西夏軍の伏兵に襲われ戦死したとの一報が入る。講和を余儀なくされるかと思われる状況の中、佘太君は元帥となり楊家一族を中心に軍を率いて出征する。天険の地にある敵陣を攻めあぐねていたところ、寡婦の穆桂英とその息子の楊文広たちが間道を探しあてて奇襲をかけ、みごと西夏の軍を打ち破る。データ範鈞宏（1916-1986）と呂瑞明（1925-2022）により揚劇（江蘇省の揚州の芝居）《百歳挂帥》を改編。佘太君（名将…

#京劇#楊家将演義#李勝素#于魁智#朱強#楊門女将

中国京劇雑記帳•2年前

京劇の登場人物と衣装　鉄鏡公主

2025/01/05更新旗袍両把頭燕尾頭旗靴（花盆靴）鉄鏡公主は旗袍（チーパオ）を着用。京劇の衣装は明代のものを基本としていますが、漢民族以外の衣装は清代の満州族の衣装がもとになっています。「両把頭」と言う髪型で、うなじには燕の尾のような形に結わえた「燕尾頭」をつけます。輪郭を形造る「片子」の付け方も非対象で少し異なります。靴は踵ではなく真ん中部分が高くなっており、形は船、または四角くなっています。メイクについてはこちら演目はこちら

#京劇#中国#四郎探母#坐宮#鉄鏡公主#楊家将演義

中国京劇雑記帳•2年前

京劇演目紹介《四郎探母》坐宮・盗令・交令・過関・巡営・見弟・見娘・見妻・哭堂・回令（楊家将演義）

2024/03/19更新人気の名作！宋代の名将・楊家の物語のひとつあらすじ等はこちら第一場坐宮楊延輝鉄鏡公主に素性を打ち明けて実母との再会を願う鑑賞第二場盗令鉄鏡公主母・蕭太后から令箭を貰い受ける第三場交令楊延輝鉄鏡公主から令箭を受け取り関へ向かう第四場過関楊延輝雁門関を越える第五場巡営楊延輝甥の楊宗保が見回る宋の陣営に入る第六場見弟楊延輝弟・楊延昭と会う第七場見娘楊延輝母・余太君と再会する第八場見妻楊延輝前妻と対面する第九場哭堂再び身内との涙の別れ第十場回令戻って捕えられた楊延輝は鉄鏡公主の説得のもと許される…

#京劇#中国#四郎探母#坐宮#楊家将演義

中国京劇雑記帳•3年前

京劇演目紹介《状元媒》（楊家将演義）

2024/11/06更新白馬の騎士と深窓のお姫様の幸せな結婚物語あらすじポイント解説データ鑑賞楊家将演義ほかの演目あらすじときは北宋、北方の国境を接する遼と緊迫していたころ。宋帝が柴郡主を連れて辺境まで狩りに出た際、遼の将軍に襲われる。国境を守る宋の将軍・楊延昭はいち早く駆けつけて宋帝を救った後、さらわれた柴郡主を追う。宋帝は混乱の中、後から来た傅丁奎に救われたと思い込む。楊延昭によって救い出された柴郡主は、身に着けていた珍珠衫と共に詩を詠んで贈り、八賢王・趙徳芳を訪ねるよう伝える。趙徳芳は状元・呂蒙正と共に詩を通して、珍珠衫を受け取った者を婿とし、状元が媒酌人と…

#京劇#中国#張君秋#状元媒#楊家将演義

#AQM•3年前

#楊家将奇譚 1巻評論(ネタバレ注意)

ラノベや「なろう」のコミカライズではなく、原作者付きのオリジナル漫画作品のようです。オリジナルと言っても原典は存在し、日本では一般に馴染みが浅いものの中国では「三国志演義」「水滸伝」と並んで人気の歴史伝奇「楊家将演義」を題材にした、タイムスリップもの。 ja.wikipedia.org 「楊家将演義」はハードボイルド小説・歴史小説を題材に数多くの小説を書いた北方謙三によって小説化されていて、第38回吉川英治文学賞を受賞しています。一時期、北方謙三の著作をすべて読む勢いで読み漁っていた自分も読みました。ちなみにデビュー当初のハードボイルド小説からキャリア中期に歴史小説に活躍の場を移した北方…

#AQM#漫画#漫画感想#楊家将奇譚#楊家将演義

中国京劇雑記帳•4年前

京劇の登場人物と衣装　穆桂英

2023/06/20更新翎子七星額子狐尾靠旗女靠『楊家将演義』という物語に登場する穆桂英。京劇《紅鬃烈馬》の《銀空山》に登場する代戦公主も同じいでたちです。靠（よろい）の色はさまざま。京劇《楊門女将》の穆桂英は白い靠を着て狐尾はつけていません。靠の色が白いのは夫の喪に服しているため、狐尾をつけないのは宋の正規軍だからです。穆桂英が登場する芝居はこちら

#京劇#中国#穆桂英#楊家将演義

中国京劇雑記帳•4年前