doi.org 【背景】超低出生体重児(VLBW)は臓器の未熟性により摂食不耐性を生じやすく、最も頻度の高い徴候は腹部膨満である。大建中湯は日本の伝統的な漢方薬であり、特に成人の胃腸機能改善に用いられる。本研究の目的は、VLBW児における腹部膨満および腸内ガスの軽減に対する大建中湯の有効性を検討することである。 【方法】本研究では、2016年4月から2021年3月までに浜松医科大学附属病院で大建中湯治療を受けた24例の超低出生体重児を対象とした後方視的カルテレビューを実施した。0.3 g/kg/日の用量による大建中湯治療の効果を、臨床パラメータおよび腹部X線検査を通じて評価した。 【結果】治療…