こんにちは。 いにしえの世界に触れて、しばしの現実逃避。 お能の謡本を読む会です。 「又加賀の国より佛御前と申す白拍子、罷り上り。浄海の御目に懸りたき由を申し候へども」 (またかがのくによりほとけごぜんともうすしらびょうし、まかりのぼり。じょうかいのおんめにかかりたきよしをもうしそうらえども) 【単語】 加賀の国 >>> 今の石川県南部 申す >>> 申し上げる、「言ふ」の〈謙譲語〉 白拍子 >>> 平安末期に起こった歌舞を舞う遊女 罷り >>> 参上する、身分の高い人のもとに行く意の〈謙譲語〉「罷る」の連用形 上り >>> 地方から都へ行く「上る」の連用形 浄海 >>> 平清盛が出家した後の…