辻斬りとは、 路上で人を斬ること。 江戸時代初期には、夜、武士が刀の切れ味を確かめるため、一般の民衆を斬る風習があった、とのことである。 民衆側からしたら、とても理不尽なことである。しかし、刀の切れ味は、見ているだけでは分からない。使ってみないと、刀の切れ味がどの程度なのかは、分からないのである。 同じことが権力にも言えるのではないだろうか。権力も、それを使ってみるまでは、その大きさがどの程度であるのか分からない。それゆえ、権力を持った人たちは、自分の持っている権力の大きさを知るために、いかに理不尽なことが罷り通るのか、試してくなるのではないか。 これを「権力の辻斬り」と呼んでみよう。 権力志…