二日前の土曜日の8時頃、湘南平に上がって、広く相模湾を眺めては写真を撮っていたときに、遠くの山の上にこの写真の光を見つけた。ここから湘南平に向けて人工的に光線を放ち、真夏の快晴の日にこれだけの光量を湘南平まで届けるのは不可能だろう。ところで「ここ」とはどこなんだろう?写真で左側に伸びている岬が真鶴の岬だと思う。グーグルマップで見当を付けると、湯河原カンツリークラブや星ヶ山公園、あるいはなにやら新興宗教の建物がある辺りに思えるが、見当違いかもしれない。杉本博司の江の浦測候所は、もっとずっと低い位置だと思われる。人工発光ではないから、太陽光線をほぼ正反射する金属やガラスのきらきらした建物があって…