昨日は叔母の様子を見に行って、話をしていた時に万博の話題が出ました。叔母は1970年の大阪万博に行っています。その時一番印象に残ったのは、太陽の塔でもなければ月の石でもなかったようです。水洗トイレなんだって。 当時の日本では水洗トイレの普及はすすんでいたものの都市部中心で、地方ではまだ汲み取り式トイレが普通でした。万博会場では快適なトイレ設備が整えられました。万博の影響でトイレの衛生管理や設備の向上が注目されるようになり、共施設の衛生環境が大きく向上し、一般家庭への導入が加速されました。1978年には水洗トイレ普及率は約50%まで上昇し、この時期に下水道設備の整備が進み、住宅の衛生環境が大きく…