地中温度が年間を通して0℃以下で、2年以上連続で凍結している土地のこと。
北半球の大陸の約20%は永久凍土であり、シベリア、アラスカ、カナダ、グリーンランドなどに広く分布する。
日本でも、北海道の大雪山の頂上付近や、富士山頂上付近で確認されている。
また、厚さは数百メートルに及ぶこともある。
永久凍土の分布する地域には、氷楔(ひょうせつ)、ポリゴン構造、エドマ、ピンゴ、アラス等といった特徴的な地形が発達している。
また、分布と深度を計測することで、地球温暖化の指標にもなっている。
講座で聞いた話の内容をノートに取っていたので整理しておく。 【目次】 0.はじめに 1.サハの自然と永久凍土 2.サハの民俗と文化 3.地球温暖化の影響 予習として見ていったサイトや動画など 記事系 動画 「永久凍土の上で暮らす~ロシア・サハ共和国の生業と文化~」(於:北方民族博物館) 0.はじめに この講座は北極域研究加速プロジェクトの研究成果を社会的に還元しようとするもの。 永久凍土は2年以上0℃以下の温度を保つ土地 東シベリアは200万年前の寒冷期から氷河や氷床に覆われず剥き出しの地面が冷たい大気で冷却されたため、分厚い永久凍土層が形成された。 1.サハの自然と永久凍土 1-1.サハ共和…