2024年4~6月期、7割の企業の純利益の実績が、証券アナリストなど事前の市場予想を上回りました。 4~6月期は為替が円安に振れ、自動車などの外需型企業の業績を押し上げました。 旺盛な生成AI需要で、関連企業の実績も伸びました。 純利益とアナリスト予想平均を比較して、市場予想からの上振れが最も大きかったのはトヨタ自動車で、予想を1,154億円上回りました。 同社の4~6月期の純利益は、前年同期比2%増の1兆3,333億円と、市場予想の7%減から一転して増益となりました。 4~6月期の平均レートが1ドル=156円と、前年同期比20円の大幅な円安でした。 円安は3,700億円の増益効果をもたらし、…