日活映画『大出世物語』の面白さ オドロキの「小沢昭一」が初主演作! そして「浜田光夫」が新人として、初登場! あの「吉永小百合」がまだフレッシュな新人扱い! ▽ざっくりストーリー 主人公の「六さん(小沢昭一、当時32歳だった!)」は、リヤカーを引っ張り、紙屑を拾って生活している「屑屋」だった。このゆったり流れる「昭和の空気感」がたまらない。水溜まりやら空き地が、子供達の遊び場だった。そして六さんは、毎日毎日「安井印刷株式会社」へ出向く「無遅刻無欠勤の働き者の屑屋」なのであ~る。昭和三十年代の東京江東区あたりの風景、古い凸版印刷工場もとても興味深いね。デデンデン! この六さんには長女を始め四人の…