1929(昭和4)年4月6日、東京生まれ。俳優。 1952年、早稲田大学文学部仏文科卒業。 俳優座養成所を経て映画、テレビ、ラジオの出演および著書も多数。 1973年に始まったTBSラジオ「小沢昭一の小沢昭一的こころ」は放送開始から30年以上経過した長寿番組。 永六輔・野坂昭如とともに「中年御三家」を組んでいた時期もあった。
2012年12月10日、前立腺がんにより死去。83歳。
おはようございます。 筑豊を訪れた有名人第2弾! JR添田駅で再度撮影! 初代貴乃花関 藤純子さん 江利チエミさん 小林旭さんと誰? 小沢昭一さん この人面白くて好きだったなあ! ラジオ番組の「小沢昭一の小沢昭一的こころ」 ちょっと「エッチ」で エスプリが効いて好きだったなあ! 最後に・・「明日のこころ」だ~! なんて・・・ この人は誰だか? 見た事あるんだけど? 誰でしたかねえ? 北大路欣也さんと 小川眞由美さん 小川眞由美さん 悪女役が多かったけれど 演技は上手かった! 中村敦夫さん 倍賞千恵子さん この人は「さくら」さんの印象が強いね! 歌手水原弘さん 歌は巧かったが お酒が原因だったか…
今井正監督の「越後つついし親不知」を見ました。戦前の越後の雪深い部落を舞台に、夫が出稼ぎで不在の間に、若い嫁が男に襲われてしまう話です。妊娠に気付き一人で苦悩する嫁が哀れです。善良で正直な夫を小沢昭一、若く美しい嫁を佐久間良子、夫婦に悲劇をもたらす素行の悪い男を三國連太郎がそれぞれ演じていますが、ぴったりの見事な配役だなと思いました。特に三國連太郎は、悪い男を演じさせたら他にいないですね。女を犯したことを嬉しそうに仲間に自慢するクズ男を見事に演じています。filmarks.com
今村昌平監督の「『エロ事師たち』より人類学入門」を見ました。社会の底辺でエロな写真や映画を飯の種にして生きる、しぶといようで哀れな主人公を小沢昭一が演じています。欲望に抗えない人間の姿がとても下品に生々しく描かれていて、今村監督らしい喜劇だと思いました。終盤、乱交クラブの経営がイマイチで、ダッチワイフの製作に執念を掛けるあたりが完全にギャグで可笑しかったです。filmarks.com
3.0昔、営業車で聴くラジオ番組で、いちばん楽しかったのが小沢昭一の小沢昭一的こころだった。スクリプトとお話小沢昭一、お囃子山本直純。と毎回言う。老年の諧謔と煩悩と哀愁があった。毎回「~の心なのだ」で締めくくった。毎回、笑った。なつかしい。だが、小沢昭一が俳優をやっていた時代を知らない。 Netflixで観たアースクエイクバード(2019)という映画に佐久間良子が出ていた。わたしの世代よりずっと昔の人だが、とても珍しい人を見た気がした。今は平幹二朗との間の息子、平岳大が、同Netflix提供、BBCが製作したドラマGiri/Hajiに出演している時代である。(平岳大は)基本舞台の人のようで、テ…
新文芸坐の《サヨナラだけが人生だ 川島雄三の世界》で、映画『貸間あり』(1959年)を鑑賞。原作は井伏鱒二の小説だが大胆に脚色されている。白黒映画。貸間あり [DVD]フランキー堺Amazon戦後間もない通天閣を見下ろす大阪上町台地に立地する古い民家に「貸間あり」の札がかかっている。この「アパート屋敷」に住む、個性豊たかな奇人たちが織りなす人生喜劇。住人の与田五郎(フランキー堺)は堪能な語学を駆使してよろず屋を営んでいたが……。グランドホテル方式で展開するスラップスティックであり、複数のストリーラインが並行して進行していく。そのなかではドタバタ喜劇すぎて、感覚的に受け入れられないものもある。そ…
神保町シアターの《生誕90年記念 昭和の怪優 小沢昭一のすゝめ》という企画で、映画『越後つついし親不知』(1964年、監督:今井正)を鑑賞。原作は水上勉の短編小説、主演は佐久間良子。東映が制作した文芸作品。白黒映画。越後つついし親不知 [DVD]佐久間良子Amazon日中戦争が勃発した昭和12年。権助(三國連太郎)と留吉(小沢昭一)は、越後の寒村から京都伏見の造り酒屋に出稼ぎに来ていた。12月のある日、母親危篤の知らせを受けた権助は帰郷するが、駅から実家に向かう道で留吉の若妻おしん(佐久間良子)に出会う。突如劣情をもよおした権助は、その場でおしんを強姦する。やがて春が来て留吉が戻ってくるが、お…
新文芸坐の《追悼 名優・加藤武》で映画『競輪上人行状記』(1963年、監督:西村昭五郎)を鑑賞。寺内大吉の原作を小沢昭一主演で映画化した作品です。日活映画。ポスターはカラーですが白黒映画です。併映の『銭ゲバ』とはちがい、本作はなんとソフト化されていました。競輪上人行状記 [DVD]小沢昭一Amazon寺の住職の次男・春道(小沢昭一)は坊主を嫌い寺を飛び出し教師をしていたが、兄が急死したたたオンボロ寺を任されることになる。本堂再建のための資金集めに奔走するなか、松戸競輪でビギナーズラックで大穴を当てたことをきっかけに、ノミ屋に手を出すほど競輪にのめり込みんでいく男を小沢が好演しています。この映画…
戦後ストリップ史 Ⅰ 深井俊彦(演出家) 残酷ショー、金髪ヌード 戦後ストリップ史 Ⅱ 中谷陽 女剣劇からストリップははじまっているんですね 天狗ショウ 一条さゆりの裁判記録から 証人 田中小実昌(文筆業) 被告人 一条さゆりこと池田和子 小沢昭一 季刊藝能東西 77・1 本邦ストリップ考―まじめに (小沢昭一座談) 作者:小沢 昭一 晶文社 Amazon 戦後ストリップ史 Ⅰ 深井俊彦(演出家) 深井 (略)動いちゃいけないというので(略)ブランコに乗って動かせばいいんだろうって。 小沢 本人は動いていないってことですね(笑い) (略) 深井 二八、九年ごろですよ、入浴ショウをやったのは。こ…
2023年2月26日(日)~4月22日(土)の期間、ラピュタ阿佐ヶ谷で特集上映「映画監督 川島雄三 才気煥発の極み」が開催されている。 上映される37作品の中から、今回は1956年の作品『洲崎パラダイス 赤信号』を取り上げたい。 洲崎遊廓の入口の飲み屋周辺に集まる人々の姿を描いた芝木好子の原作を映画化した川島雄三の代表作のひとつ。 新珠三千代と三橋達也が地方から駆け落ちしてきた恋人同士を演じ、飲み屋の女店主に轟由紀子が扮している。 蕎麦屋の店員に扮した芦川いずみはイノセントの象徴として描かれている。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({…
本日は推しグループのコンサートチケットの抽選結果連絡日でありました。 それなりに期待して待っておりましたが、結果は落選でありました。ファンクラブ の先行だから、確率は半々かなと思っておりましたが、あえなく敗北、次回からの 申し込みにかけることになりますが、この先はますます狭き門となることから、こ れは非常に厳しいことです。6月の東京ドームは夢に終わるのかな。 一昨年から昨年前半にかけてファンクラブに入っていないときには、十数連敗を 経験したのでありますね。それでファンクラブ加入して、すこしでもチケット入手 の確率をあげようと思いましたが、世の中そんなに甘くないか。 本日は当方ひいきの力士も敗れ…
ランキング参加中映画 gavardini様に教わった小沢昭一主演ながら渥美清が出演している日活映画、、、他に三國連太郎や桂米朝(人間国宝)そして野坂昭如も出ている、、、監督は磯見忠彦だが、脚本の今村昌平カラーが色濃い、脚本だけで「ぁ、今村だ」と分かるほどの色を出している、、、そしてキャメラは姫田、こちらも姫田らしい画の連続、、、日活が低迷していく間際、ロマンポルノに舵を切る直前のいかにもその時代を象徴するような、まるで日活という会社を鼓舞しているような、小沢が最後にそれを代弁しているような、カラ元気でも声を出していこうや~どんな状況でも凹まない大阪のド根性やでぇ~ 松竹から今村が日活に移籍した…
高市氏、捏造でなければ議員辞職 立民公表の放送法解釈変更図る内部文書 - 産経ニュース 前原が代表辞任に追い込まれた「堀江メール(捏造と判明)」のような代物なのか、「モリカケ、桜を見る会疑惑」で居直った安倍のように「高市が居直ってるのか」、どちらなのかで評価は大きく変わってきます。現時点では何とも評価は困難です。 【大手町の片隅から】同性婚法制化は憲法改正で 乾正人 - 産経ニュース 「改憲を口実に同性婚に反対する」という全くふざけた行為です。同性婚については24条改憲の必要は無いと言うのが通説ですし、ならば産経らウヨは「他(憲法九条など)は改憲しないという約束で、同性婚限定での24条改憲なら…
天下を取る1960年日本🇯🇵 🍅🍅🍅 あらすじ 「東洋物産株式会社では、新入社員たちが尾山人事係長に連れられて、ゾロゾロと社長は出張中でバカデカイ椅子が一つあたりをへいげいしていた。尾山係長が、その無人の椅子に最敬礼をした時、いきなりつかつかと進み出て社長の椅子にどかっと腰掛けた男がいる。大門大太(石原裕次郎)である。そこへ電話が鳴る。バー・湖のユリ子(中原早苗)から社長へ電話がかかってきた。ユリ子は大門を面白がり今晩来るようにと言った。この途方も無い男に周囲は驚き呆れる。尾山係長はこのまま大門を放っておいたら自分の立場が危ういとあって、新入社員のわが娘・沢子(北原三枝)をスパイとして大門につ…
中学のスズキ先生は、最初の国語授業でことばを大切にせよと切り出し、課題として“右”ということばが各辞書でどのように定義されているかを調べなさいと仰いました。言われるままに書店のコーナーへ。違うもんですね、出版社によって、定義の仕方が。 「空間を二分したときの一方の側」 「北を向いた時、東にあたる方」 「箸を持つ手の方」 「左の反対」 いろいろある中で、岩波国語辞典のそれは、秀逸でありました。 「この辞典を開いて読む時、偶数ページのある側をいう」 これは、雷に撃たれたような衝撃です。スゴい!遊びがあることで、学問はグーンと楽しくなります。以来、岩波国語辞典は常に一緒にいるようになりました。カバン…
「「冷淡」と小沢(昭一)さんは書いているが、まさしく浅草あたりの感触の一つは「冷淡」だと思う。ひとたび気心が知れれば、自分でも持て余すくらい親切になったりする「冷淡」もあるにはあるが、大体密集地で商売をしている人間が、そうそう他人に入れこんでもいられない。少々知り合ったって、どんな奴かも分からないという用心深さもある。臆病もある。都会に住む人間の皮肉、冷笑、底意地の悪さもある。そして、大抵は目に見えるものしか信用していない。そういう「おじさん」「おばさん」を私は何人か知っていた。一瞥でなにもかも見抜いてしまうような目。実も蓋もないリアリズム。しかし、一方で節度や諦めが身についていて、露骨になる…
「大映4K映画祭」が全国の映画館で順次開催されている。 その中から今回は1962年の作品『しとやかな獣』を取り上げたい。 youtu.be 映画『しとやかな獣』は、『幕末太陽傳』(1957)などで知られる川島雄三監督の代表作のひとつ。 団地の一室を舞台に、エゴイスティックな元軍人一家と癖のある関係者たちがおりなすブラック・コメディーだ。 『女は二度生まれる』(1961)、『雁の寺』(1962)に続いて川島監督とタッグを組んだ若尾文子がドライな悪女に扮している。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 目次 映画『しとやかな獣』作品情…
JR京橋駅の京街道を東に行くと、古堤街道になる。居酒屋(堤防の上)の下に広がるのが「蒲生墓地」だ。大坂七墓の一つで、江戸時代の七墓詣りでも有名だ。日活映画「人類学入門-エロ事師たち-」に蒲生墓地は出てくる。小沢昭一や坂本スミ子などが蒲生墓地を通って、京橋駅に向かう。 ↑蒲生墓地は今はフェンスで囲まれている↑大笹吉五郎之墓↑大正三年一月↑大笹家累代之墓↑「人ニハ|一」(人には辛抱が一番=金) 吉五郎の墓には花が供えられていない。無縁かなと思ったが、整理対象の札がかかっていない。蒲生墓地も南浜墓地(北区)と同様に墓の整理がされている。どこかに子孫がいるかもしれない。 三善貞治の『大阪伝承地誌集成』…
東京に40年暮らしていたのに、いまおもうと随分ともったいなかった。大学はとんど授業に出なかった。サラリーマン時代は、仕事ばかりで余裕がなかった。毎日、最終便で帰るような日々があった。土日も出勤とか。電子部品と磁気記録媒体のメーカーだったから、文化的な話はあんまりなかった。 会社をやめてフリーになってから、時間だけは余裕が生まれた。国立市に20年くらい暮らしていた。公民館も活発。ちかくに一橋大学や国立音大、そして、津田女子大や武蔵野美大。農工大も東京外大もある。しかし、そこにいくことはなかった。 ▽あるとき、ふと公民館に行くと、内山節さんの講演会があると張り紙があった。ふーん、哲学者って、どんな…
小説というものには作者の生まれ育った地域の影響が少なからず出ているように思います。そこで北海道に住んだことのある作家を一覧にしてみました。受賞歴や映像化、漫画家された馴染みのある作品を中心に紹介したいと思います。(50音順) ア行 朝倉 かすみ(あさくら かすみ) 主な受賞歴 おすすめ作品 東 直己(あづま なおみ) 主な受賞歴 映画化作品 おすすめ作品 安部公房 (あべ こうぼう) 主な受賞歴 映画化作品 おすすめ作品 荒巻 義雄(あらまき よしお) 主な受賞歴 漫画化作品 おすすめ作品 有島武郎(ありしま たけお) 映画化作品 おすすめ作品 池澤 夏樹(いけざわ なつき) 主な受賞歴 おす…
ユキヒロが逝去。 ドラマーは早世なんて言うもんじゃなかった。 なんだかんだで「EGO」以前のLPは全部持っていたわ。 (ほとんどは当時住んでた近所の友&愛が閉店するときに二束三文で入手したんだけど) アナログラストのEPだった「LOOK OF LOVE」は持ってる。これもレンタル落ち。 なんだかんだでビートニクスも当時もののアナログ持ってた。 オールナイトニッポンには間に合わなかったが、「スタンドアッププリーズ」は聞いてたし。 でもね、私はユキヒロのファンと胸を張って言えるほどではないのよ。 なんせ、ほとんどが中古で新品で買ったのって近年の紙ジャケ再発とかビートニクスとかスケッチショウくらいだ…
品川宿の遊郭で豪遊した佐平次は無一文。居残ったら女郎や客は大喜び。古典落語がベースのユニークなコメディ。 製作:1957年 製作国:日本 日本公開:1957年 監督:川島雄三 出演:フランキー堺、左幸子、南田洋子、石原裕次郎、小沢昭一、他 レイティング:一般(どの年齢の方でもご覧いただけます) ◆◆ この映画の猫 ◆◆ 役:☆☆(脇役級) アバ金がつかむ猫 名前:不明 色柄:白黒ブチ? 三毛?(モノクロのため推定) その他の猫:女郎と遊ぶ黒白の子猫・茶白の子猫、アバ金がノミをとるキジ白、女郎や 若衆の喜助に抱かれているキジ白(モノクロのため推定) ◆品川宿・御殿山 お江戸日本橋を起点にした五街…
基本情報 散歩する霊柩車 ★★★★ 1964 スコープサイズ(モノクロ) 88分 企画:秋田亨 原作:樹下太郎 脚本:松木ひろし、藤田傅 撮影:西川庄衛 照明:城田昌貞 美術:進藤誠吾 音楽:菊池俊輔 監督:佐藤肇 感想 ■グラマな女房(春川ますみ)が浮気三昧なのに嫉妬した小男のタクシー運転手(西村晃)は妻を殺すと、霊柩車に乗せて、不倫関係にあった男たちを強請る奇妙な旅に出るが。。。■というのがお話の発端で、このあと二転三転する凝りに凝った怪奇スリラーで、でも全体的にコメディであるという、なかなか日本映画では例を見ないマニアックで洒落た映画。とにかく監督の佐藤肇の趣味の良さを堪能する映画であっ…