昭和の歌心を綴った作詞家にフォーカス。 今回は永六輔。 作詞家という肩書き以外に、テレビ、ラジオの構成作家、タレントなど、幅広い分野で活動されていましたね。 1933年(昭和8年)4月10日、お寺の住職だった父のもと、6人兄弟の二男として生まれます。 生まれ育った東京、浅草の最尊寺の近くには役者や芸人が多く訪れ、銭湯では寄席に出かける前の芸人さんと一緒になったりすることも多かったそうです。 中学生の頃、NHKラジオ「日曜娯楽版」に投稿したハガキが採用されたことをきっかけに放送作家の道へ。 早稲田大学に入学しますが、すでに放送作家として売れっ子になっていたのであまり大学に顔を出さず「学費滞納」に…