メディアの破壊者読売新聞七つ森書館Amazon なぜ本書で読売新聞について論じているのかというと、二つの事件がきっかけとなったようです。 まず一つは、清武英利さんによるいわゆる「清武の乱」です。 もう一昔前の事件なので忘れたり知らない方も多いのでしょうが、読売巨人軍の球団代表である清武英利さんがナベツネの口出しに切れてナベツネを告発した事件です。 それと時を同じくして発生した、読売新聞社が七つ森書館を訴えた事件。 これは、清武さんが中心になって取材して本にまとめた『会長はなぜ自殺したか: 金融腐敗=呪縛の検証 (新潮文庫 よ 23-1)』を七つ森書館が復刊しようとした際、読売側が後出し的に心変…