副題 澤田瞳子氏の大奥小説への参入 日経新聞の小説が4月10日より「江戸を隠してふところに」に引き 継がれる。これを知って、4年前に読んだ朝井まかて氏の「残り者」が脳裏を過った。フィクションとはこんなに面白く書けるものかと読書にはまったきっかけになった本である。江戸城明け渡しの1日を描いたお仕事小説であった。 1.この本から想像できる澤田氏のなぐりこみ 大奥を題材にした小説やドラマは*受ける*。今までに浅田次郎 「黒書院の六兵衛」,永井紗耶子「大奥づとめ」がある。澤田氏の古代の物語からスタートした腕が江戸時代ものに発展してきた開拓中の作品でいくらでも斬新なアイディアを盛り込めそうだ。先輩作家を…