名古屋市昭和区のうなぎ店が2021年1月から、 長引く新型コロナウイルス感染拡大により負担が増す 医療従事者やひとり親家庭などに、無償でうな丼を提供している。 その数は、5月で計1000食。 「うなぎを食べて元気になってもらいたい」。 そこには、店主の熱い思いが込められている。 この店は「うなぎ家 比呂野」で、店主の広野耕史さん(37)が 10年に創業した。 店内には、炭火で焼かれた三河一色産うなぎの香ばしいにおいがたちこめる。 ご飯を盛った容器にタレのかかったうなぎを並べ、 自慢のうな丼(2680円)が手際よく包装されていく。 1月に、新型コロナにより医療現場が逼迫(ひっぱく)している状況に…