あけましておめでとうございます!と書くのが憚られる年明けとなった。考えてみれば、おめでたくない人は常に存在するわけで、おめでとう、という言葉は今の社会では難しい言葉になった。全世界の人たちの、もしくは動物たちの、あるいは生きものすべてのことに思いを馳せれば、気軽に笑うことも叶わないではないか。「いい天気ですね」問題と同じだ。 除夜の鐘を聴くオレたち。 年越しは、例年通り円覚寺へ出向いた。除夜の鐘を妻とユクと共に聴いた。毎年、肌を刺すように寒さが厳しいのに、今回は暖かく拍子抜けした。 円覚寺では、さっそくお友達犬家族に会え、ご挨拶もできた。 旨そう。 一夜明け、初詣散歩に出掛ける。犬と一緒に参拝…