第38番札所『金剛福寺』が近くにあるので、お遍路さんの姿を多く見かけます。若い日の愛読書田宮虎彦の『足摺岬』の舞台。やっと来たよー。 田宮虎彦は今ではすっかり忘れられた作家になりました。病を得て余生に絶望して投身自殺を遂げるのですが、虎彦は生前実によく旅行をした作家でした。山・島影・海峡・岬などの自然と向き合って、自分の心の中を視ていたようです。写真のもう1冊『赤い椿の花』は、松竹映画『雲がちぎれる時』の原作になっています。この作品の舞台も同じ土佐清水市と思われます。 土佐清水市街地。ジョン万次郎資料館に寄りました。米国でリーバイスを履いていた! 宿泊地の宿毛市に向かいます。勘ナビを働かして宿…