田村酒造場の本蔵の建物を支える柱は200年前のスギの丸太だ 朝日ガイドウォークの「再訪・福生酒蔵見学と街歩き」が7月5日にあった。前回、キャンセル待ちがあったことから再度募集したといい、11人が参加して約4キロを歩いた。 JR青梅線福生駅西口に集合し、徒歩15分ほどで旧ヤマジュウ田村家住宅に着いた。この田村家は次に訪れる田村酒造場を営む田村家の分家で、明治末期、自宅近くに郵便局を開設したり、大正期に電報電話業務を始めたりして、福生村の発展に尽くした。 1902(明治35)年に建った大型民家で、主屋と2つの蔵が国の登録有形文化財になっている。参加者たちは主翼に上がり、明治期の間取りの中に豪華な造…