札幌の地酒「千歳鶴」や「余市ワイン」のブランドで北海道の食文化を牽引してきた日本清酒株式会社。そのルーツは明治5年まで遡ります。100年以上の歴史を誇る同社の第101期決算公告(令和7年1月17日官報掲載)が公開されましたので、その内容を事業の現状とあわせて分析します。 20240930_101_日本清酒決算 第101期 決算のポイント(単位:百万円)資産合計: 2,511百万円 (約25.1億円)負債合計: 1,260百万円 (約12.6億円)純資産合計: 1,251百万円 (約12.5億円)当期純損失: 44百万円 (約0.4億円) 今回の決算では、当期純損失として44百万円(約0.4億円…