平安時代中期の歌人。「伊勢の御」、「伊勢の御息所」と呼ばれる。三十六歌仙の一人。
元慶元(877)年頃生、天慶元(938)年頃没。
伊勢守藤原継蔭の娘。「伊勢」は女房名で、父の官名による。
宇多天皇の中宮温子に仕え、その兄弟である藤原仲平や藤原時平との恋愛の後、宇多天皇自身の寵愛を受け、皇子を産んだ。
後、宇多天皇の皇子敦慶親王との間に中務を産んだ。
私家集は『伊勢集』。『古今和歌集』に二十二首、『後撰和歌集』に七十首入集。女流歌人として高く評価された。
難波潟短き葦のふしの間も逢はでこの世を過ぐしてよとや
(百人一首 19/新古今和歌集 巻11 恋1 1049)
18禁ビジュアルノベル「腐り姫」の登場キャラクター。
入手場所: 三重県伊勢市(伊勢の赤福の店舗) 時期:2025年4月 一言メモ:ほまれの赤福のパッケージデザインのマグネット シリーズ:缶バッジスタイル