日曜日、 「自分の産んだ命を自分で殺して何が悪いんだよ」 2006年4月・5月に起きた、秋田児童連続殺害事件。 2006年5月、神奈川県平塚市で発生した、平塚5遺体事件。 両方の事件共に、逮捕された母親が語っていたのは、冒頭に書いたような供述内容である。 憤りを隠すことができない。自分が生んだからと言って、その命を自分の好き勝手に抹消することは決して許されることではない。絶対に絶対に何があっても僕はその意見には反対だ。 でも、確かに、と思ったこと。 それは、命ってだれのものなのか、ということ。 これは僕が抱いた疑問というより、今読んでいる本の著者が心に抱いたこと。その疑問をベースにドラマ化した…