テレビ番組、テレビドラマ、連続ドラマ。
NHK総合(デジタル総合) 土曜21:00〜21:58(土曜ドラマ枠)
2008年6月14日スタート 全6回
「トップセールス」→「監査法人」→
一枚の決算書をめぐる企業と監査法人の攻防を描くドラマ。
監査法人とは、監査証明業務を組織的に行うことを目的として、公認会計士法の定めるところにより、公認会計士が共同して設立した法人をいう。
監査法人は、5人以上の公認会計士によって設立され、多くが有限責任監査法人の形態をとっているが、一部無限責任監査法人も存在する。
監査法人は、組織的な監査の実施をより効果的に行うことで、公認会計士監査を拡充・強化することを目的として、1966年の公認会計士法改正により公認会計士法上の特殊法人として制度化された。
個人的監査(会計)事務所を法人化することには、事務所規模が拡大されて経済的・人的・能力的に強化され、規模の経済を得ることができるという利点がある。
具体的には、
という利点がある。
監査法人は、公認会計士法2条1項及び2項の業務を行う他に、公認会計士試験合格者に対する実務補習を行うことができる。
また、監査法人の社員(出資者)は公認会計士でなければならず、各社員は法人の全ての業務執行権を有すると共に、原則として無限連帯責任を負う(公認会計士法34条の10の2、34条の10の5)。
今日までの間、日本においても監査法人の統廃合が繰り返し行われており、現在では日本の上場企業の監査のほとんどは上位4法人で独占されており、四大監査法人ともいわれる。
四大監査法人とは、以下の4つを指す。
(注)「()」内は、提携先の海外の大手会計事務所を示す。
ちなみに、上記4つの海外大手会計事務所は「ビッグ4」と呼ばれている。
かつてはアーサー・アンダーセンも入れて「ビッグ5」とされていたが、アンダーセンはエンロンの粉飾会計に加担していたため、解散・消滅してしまっている。