私たちは忘れん坊の神々なのだと思う。 神様が夜眠る時に、「今日は夢の中でこれがしたい」と思って寝る。 でも眠りに落ちた途端に、神様は夢の中でやりたかったことを忘れ、夢の世界の中にどっぷり浸かってしまう。 その夢のストーリーを生きるキャラクターが自分なんだと思い込み、夢の世界を現実だと認識し、一喜一憂したり、何かを頑張ったりする。 しかし神様が起きたら全て記憶という埃となり、夢の中に存在していた「私」も世界も、目が覚める瞬間に消え失せる。 だから解脱の目的は、自分が本当は誰かを思い出すこと、即ち「夢は夢で、私はドリーマー」だと思い出すことであり、 その先に「ドリーマーとして夢を楽しむ。物質次元で…