令和5年は、弘法大師・空海がご生誕されてから1250年。 それを記念して奈良の国立博物館では、今年の4月から6月の約2ヶ月間、空海に関する特別展が行われました。 入口のすぐそばには、特別展恒例の大パネルが飾ってありました。 後七日御修法で使われる法具の金銅密教法具(国宝)や空海生誕600年のときに制作されたという絵巻・弘法大師行状絵詞(重文)、金剛峯寺の弘法大師坐像の写真が使われている豪華なパネルでした。 GW明けだったので空いているだろうと予想していたのですが、とんでもないほどの混み具合に、世間の空海への関心度を低く見ていた自分を恥じるほどでした。 春に京博で行われていた雪舟展もかなりの混雑…