東京から長崎に移住し、偶然猟師と知り合い、猟についていくことになった繫延さん。思ったことを書き記します。 鹿と猪の被害は思ったよりも大きそうです。でも害獣扱いするのは人間の都合ですね。鹿も猪もその日を必死に生きているだけです。 一方牛や豚を育てるために相当量の餌が必要です。鹿や猪を日常的に食べることは、環境問題、食料問題の解決の糸口になります。 地球上の循環が少し途切れているところを修復するイメージでしょうか。 出来そうでなかなかできないことを実践している繁延さんの底力を感じます。 山と獣と肉と皮 作者:繁延 あづさ 亜紀書房 Amazon 繁延あづさ「山と獣と肉と皮と」 読書空間 ひつじ日和