「勝った、勝った、わしは勝った……!」 床に倒れ込んでこうつぶやく信長(小栗旬)。 信長にとって桶狭間の戦いは薄氷の戦いだったのだろう。 すべてが考えた作戦どおりに行くはずがないし、運も左右する。 特に今回の作戦の場合、雨が降ることは重要だった。 雨が降れば進軍の音がかき消され、敵の鉄砲は使えなくなる。 信長が小一郎に求めたもの 「小一郎、わしの近習になれ。これからもわしの力になれ」 信長の小一郎(仲野太賀)の評価は高かった。 ひとつは強運 雨が降ったこと。小一郎たちが城戸小左衛門(加治将樹)の近くにいたことも信長は運だと考えた。信長にとって小一郎は強運をもたらす存在なのだ。 ふたつめは正直さ…