箱宮の祭り方

丸みのないガラス箱宮三社 欄間の装飾も日本的なデザインです アールヌーヴォーのような曲線美がないので、対比させるのであればアールデコになるのかもしれないけど、直線美のあるデザインが特徴的な神棚です。 直線美というのは日本古来から神殿様式の中でも、家の中でも至る所にあるものなので、何も意識をしていないと思う、当たり前みたいな存在かな。 丸みを加える・・・この場合には支柱に丸みを加えたり、丸柱にしてみたりするし、欄間の部分にも生き物（例えば鶴などの縁起を担ぐもの）を加えたりする。 豪華になるけど、そういうデザインとは逆向きになるのが直線かもしれない。 左右対象のデザイン、直線美、幾何学的となれば、…

箱型の神棚には丸みを帯びているものと角張ったものがある 男だの女だの言う時代ではなくなってきたのかもしれないけど、やはり、丸みを帯びているものは女性的に見えてくることもあるし、角張ったものは男性的に見えてくるものであるわけだ。 デザインというものは人間の意識の中をくすぐるように仕向けられている。 男女で物事を決めていかないとギクシャクしてしまうという場合もあるだろうし、いやいや、決め事はこちらですよ、、、と主導権はどちらか一方が持つという場合もある。 いろいろな場面が生活の中にはあるけど、頭が２つあるとなかなか物事が決まらないのは誰もが経験してることだろう、実にもどかしいことがある。 それと、…

引き出しには重みのあるものを過剰に乗せずに神具程度なら問題なし 箱型の神棚には引き出しが付いているんだけど、基本、神具は箱の中に入れておくわけですが、外に出しておきたいものもあるだろう。 榊立てあたりは外に出しておくほうが箱型の神棚の場合にはいいかも。 榊が広がりすぎてしまうと中に入れられないこともあるだろうし、剪定をして小さくしてから使うこともあるかな。 画像のような感じで配置してみると、今回の箱宮シリーズは綺麗に整った配置になるはずだから参考にしてみてください。 それともうひとつ、重みのあるものをお供え物として乗せる場合には避けましょうか。 何キロまで耐えられるとか試していませんけど、メロ…

ガラス箱宮の場合、正面のガラスを使う使わないは自由です 問い合わせの中に、ガラス箱宮の正面のガラスは取り外すことができるのか？ というものがありますが、正面のガラスは４枚、この４枚のガラスは使っても使わなくても自由。 左右のガラスは取り外すことはできません。 毎日、水を交換するような場合なら、ガラスを入れてしまうと開け閉めが面倒だってときには、中２枚だけ開けておくとかなんらかの手立てを考えてもいいでしょう。 普段はお供物はしないってときならば、ガラスを閉めておくとかね。 天星箱宮三社と最も小さな神具一式セットの参考例 【神具】天星2型 小型 神棚 16号（幅1尺6寸相当） ---詳しい紹介--…

ガラス箱宮は明るい神棚になるので人気が高い 少しは神具も置こう 以前、注連縄につける紙垂について、紙ではなく木製は無いのか？ という問い合わせがあったけど、木製の紙垂というものは商品としてはありません。 趣味の領域などで個人的に木製紙垂を作ったりはできるでしょうけどね、木目が出て独特な紙垂になることはよくわかる、ただ、嗜好性が強すぎてやはり趣味の範囲内の製作になるかと思う。 薄い板を用意して折り目の溝を加えればできます。 ガラス箱宮は明るい神棚になるということで、一度使ってみると取り替えるときでも箱型の神棚になることが目立つ。 それと棚板がいらないという点もいいのかもしれないけど、大きな棚板を…

注連縄は時期がくれば市中で調達できるものにいずれ変えてください 注連縄の交換は毎年しているという人が多いかと思うけど、これは劣化しやすいものだから黄色くなってもやっているものでもないでしょう。 ただ、真新しいのに新年だから取り替える必要もありませんね、新しいならそのまま使えばいいかと思う。 それと注連縄の入手については、年末になるとあちらこちらの店、量販店、ホームセンターなどで販売されるから、そのときの入手方法が最も身近で簡単で安いはず。 通販で販売されている独特な注連縄、一部の地域で使われるような特殊な注連縄は交換性ということを考えるとかなり予算がかかる取替方法になるかと思う。 しめ縄付きの…

神鏡だけでも水玉一個でも置いてみる 何も置かないよりそうしてみる ここ１５年ぐらいの間にデザイン神棚というか、従来の枠に囚われない神棚というものも数多く生まれてきて、かなり賑やかになったような気がしているんだけど、こういう活性が生じてくると人の関心も次第に増えてくる。 ただ、好き勝手に作っては消え、消えては作りの繰り返しが強くなってくると、誰も見抜きをしなくなってしまうので、デザイン重視も考えものという意見もあったりする。 基本の考え方としては、神棚（お宮、宮型、社などとも言います）は、神様の家になるので、丸裸、丸見えのまま神札を祀っておくことはしない、何かしらに納めておく、それが神棚というも…