神棚の祭り方

箱型の神棚は空間の中にすべてを収められる 棚板も不要になる 箱型の神棚を棚板の上に置くこともあるけど、箱宮神殿には背面に吊り下げ金具を取り付けてあるから、その金具を利用して壁掛けスタイルとしても使える。 壁に掛けずに箪笥の上に置いたり、キャビネット、サイドボードの上に置くこともあるから、置けるし掛けられるしという選択ができる。 今、小さな神棚を選ぶ傾向があって、小型というか、三社であっても小型サイズの方がよく選ばれることが目立つ。 場所が関係しているのか、どうかまではわからないけど、入れる神札が少ないのか？ と思ってみたり、一昔前であれば三社の中型以上がよく使われていたけどね。 面白いことに、…

一社を横に三台並べるよりか場所を取らない ロングセラーの神棚 尾州桧で作る神棚は決して低価格なものではないので、三社の神棚を探してあれこれ見て回っていても、安いものに比べて２倍ぐらいするから躊躇してしまうこともあるだろう。 樹齢350年超えの素材だから、そんなに安くないので価格面についてはしょうがないかな、神棚と言っても様々な素材、造り方などがあって価格差というのは生じます。 そういう事とは別に、薄型の神棚を探している、一社を二台、三台並べてみようかと思っているけど場所がない、神具をたくさん置きたい、お供物重視で空間をとりたい、、、などなど要望もいっぱい。 今回の出三社は三社の神殿としては低価…

普通の神棚であれば大小の中から選べる 箱型の神棚なら小もおすすめ 何か変えてみたいなと思ってもなかなか変化に至らないことが多くて、結局、身の回りが毎年同じで代わり映えがないまま歳だけとっていく・・・気がしている。 伝統と形式を重んじているものであれば、なかなか変えることが難しい反面、どってこない変化でも大きな変化に見えてしまうから不思議なんだ。 まぁ、ガラリと変えてしまうこともないので、何か神具を増やしてみてはどうでしょうかね。 真榊はカラフルで神前を明るくする。 この真榊にはプラスチック製と木製があって、販売量は安いほうが圧倒的に売れる傾向があるから、プラスチック製しかしらない人もいるような…

通し屋根の出発点の神棚 半世紀以上変わらない ザ・通し屋根三社 神棚っていうのは大別すると「通し屋根」「屋根違い」が主流でして、どちらが先にあったものかと言うと、通し屋根が先で、その後に屋根違いが生まれたわけだ。 昔から、神棚と言えば通し屋根という形だっだ。 店舗によってはどちらか一方しか置いていないこともあるかな、屋根違いしかないってところもある。 その主流が入れ替わっているので、今は屋根違いスタイルのほうが種類が多いはず。 そのためあれこれと粗製濫造されアレンジされまくった神棚も売られている。 初見の場合だと違いなどがわからずに、どれも一緒、という感覚に陥ってしまいがなんだけど、店選びを考…

箱型の神棚には丸みを帯びているものと角張ったものがある 男だの女だの言う時代ではなくなってきたのかもしれないけど、やはり、丸みを帯びているものは女性的に見えてくることもあるし、角張ったものは男性的に見えてくるものであるわけだ。 デザインというものは人間の意識の中をくすぐるように仕向けられている。 男女で物事を決めていかないとギクシャクしてしまうという場合もあるだろうし、いやいや、決め事はこちらですよ、、、と主導権はどちらか一方が持つという場合もある。 いろいろな場面が生活の中にはあるけど、頭が２つあるとなかなか物事が決まらないのは誰もが経験してることだろう、実にもどかしいことがある。 それと、…

灯火が消え廃れてしまう前にやらなければならないことが山ほどある 没落していく前兆というものを感じ取れるか、見てみぬふりをしてしまうのか、それとも五感が働かなくなって感じる部分がなくなっているのか・・・かなり、理屈ではなく感じ取れるかどうかが運命の分かれ道になる、まして、判断をしなければならない立場の人であれば尚の事なんだろう。 経験的に、衰退していくにはそれなりのプロセスがある、瞬きをしたら世界が変わっていたなんてことは天変地異でも起きなければまずない。 やっぱり暗いと人が寄ってこない。 自分でなんでもやってしまう器用さを持ち合わせていないと自覚しているなら、明るく振る舞ったほうが断然得です。…

理想的な神棚の設置場所ですが、八足台を使うなら場所が必要になります 部屋が狭い・・・これが最大の難関になるので、自宅で八足台を使い神棚を祭ってみたいときにはそれなりの場所が必要になるわけだ。 天井付近であれば床を使うことはない、これならさほど場所を取らないというか場所を使っている感じさえ起こらない。 近年、八足台（八脚案とも言います）を使った神棚の祭り方に変更していく家庭が少しずつ増えてきていることもあって、おまかせ工房でも年間を通じて数多くの八足台を作らせてもらっています。 神社などの法人のような業務用が主だったけどね、今は家庭でも使うようになってきた。 八足台を使った神棚の祭り方をすると、…