レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「終電車」(1980)です。 1942年独軍占領下巴里、女優マリオン(カトリーヌ・ドヌーヴ)はユダヤ人の夫で支配人兼舞台演出家の代りにモンマルトル劇場を切り盛りしていた。夫ルカは巴里から逃亡したと思われていたが、実は劇場の地下室に隠れており、時を見てパリを脱出スペインへ逃げようと考えていた。マリオンは新作舞台「消えた女」の為に新しく男優ベルナール(ジェラール・ドパルデュー)を雇い入れて準備していた。が、占領政策が変わりスペインへの脱出が難しくなり、仕方なくルカは地下室で悶々とした生活を送らざる得なかった… 独軍占領…