御射鹿池の四季と題して、この10年間に撮影した四季折々の光景の中から12点を一つの記事としてまとめてみた。 御射鹿池は、長野県茅野市の奥蓼科温泉郷に通じる「湯みち街道」沿い、標高およそ1,500mにある小さな農業用ため池で、その名は、諏訪大社に伝わる神に捧げるための鹿を射るという神事「御射山御狩神事」に由来する。湖面に映り込む自然の美しさはまさに一幅の絵のようで、私の叔父の友人であった東山魁夷画伯の「緑響く」(1982年制作)という名画のモデルにもなっている。 東山魁夷画伯は、御射鹿池について次のように語っている。 一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、画面を右から左へと歩いて消え…