満を持していた連中が、やって来る。 昨夕は、日ごろから老人の身辺の危うさになにかとお気を遣ってくださるお若いかたがた五名が、寄り集ってくださった。私の気紛れな妄言に端を発して、とある企画が持ちあがり、その下相談にご参集くださったのだ。第一回作戦会議もしくは編集会議というわけだ。おりしも日曜日で、さぞやご予定も多かったところだろうに、面目ない。かつありがたい。 せっかくご参集くださったのに、茶菓の用意すらろくにできない。先刻ご承知の面々がお土産をご持参くださる。さながら持寄りパーティーの様相を呈した。これもたいそうありがたい。十年一日の買物しかできない私にとっては、なんとも目新しい飲料や茶菓子が…