【長石多可男と東條昭平】 80~90年代の戦隊シリーズを多数撮った名匠が長石多可男・東條昭平の両監督。長石氏は戦隊やVシネマを手がけた後で仮面ライダーシリーズに異動し、2013年に逝去。 海津「私のとき(『光戦隊マスクマン』〈1987〉)は、監督は長石さんと東條さんのふたりで回してた。いまだったら考えられないでしょ」 井上「いまは監督が5、6人いる」 海津「監督は(多忙で)ロケハンも行けなくて、チーフ(助監督)が行く。すると撮影では、チーフがいないから助監は(セカンドとサードの)ふたりだけで現場を回す。大変だったよね」