安芸国の蒲刈島を本拠地とする蒲刈多賀谷氏の当主。子に興景。大永三年(1523)に出雲尼子氏に降伏したことが、江戸期編纂の「譜録」にみえる。 出雲尼子氏の安芸国進攻 仁方・川尻の知行 参考文献 出雲尼子氏の安芸国進攻 大永三年(1523)四月、安芸国佐西郡における周防大内氏の拠点桜尾城(廿日市市)に反大内方の友田興藤が入城。興藤が厳島神主家を継承したことで、佐西郡の大部分を占める厳島神社領が反大内方となった。 これにより大内氏領国と東西条(東広島市、大内氏の安芸国支配の拠点)は分断された。この機をとらえ、出雲国の尼子経久が安芸国に進攻を開始。多くの安芸国人が大内方から尼子方に寝返った*1。その結…