掛軸の裏打や文化財の修復に使用される 特殊で貴重な「でんぷん糊」である 「古糊」(ふるのり)は、 「寒の内(寒中)」に作るため、 「寒糊」(かんのり)とも呼ばれます。 www.linderabell.com 「でんぷん糊」は、穀物や芋類などの 植物から採れるでんぷん質から成っていて、 古くは平安時代より利用されてきました。 「古糊」(ふるのり)は、 小麦粉などから採った「でんぷん」と 「寒中の水」を鍋に入れ火で炊いて作ります。 「寒中の水」は雑菌が少なく、腐りにくく、 カビも生えないためです。 www.linderabell.com 「古糊(寒糊)作り」は、 「寒糊炊き」(かんのりだき)とも呼…