過ちを改めるには、自分が間違いを犯したと自覚すれば、それでよい。そのことをさっぱり思いすてて、ただちに一歩を踏み出すことが大事である。過ちを犯したことを悔やんで、あれこれと取りつくろおうと心配するのは、たとえば茶碗を割って、そのかけらを集めて合わせてみるようなもので、何の役にも立たぬことである。 (西郷隆盛) せごどん、伝記物や大河ドラマ等を見ていると、非常に魅力的な人です。 ある集まりがあった時、西郷がさて帰ろうと玄関に行くと自分の草履がない、はたとこまったわけですが、そんな時みなさんならどうしますか。せごどんは代わりに他のを履いて帰るということはせず、裸足で帰ったそうです。自分が人のを履い…