駅の近くに、理想の住まいを。多くの人が夢見るその暮らしを、鉄道会社グループならではの信頼感と開発力で実現してきたのが、JR九州住宅です。「60年のお付き合い」を掲げ、一棟一棟、顧客の想いに寄り添った家づくりと、JR九州の沿線価値を高める街づくりを手掛けてきました。 しかし、その輝かしいブランドの裏で、官報に示されたのは、負債が資産を10億円以上も上回る「債務超過」という、極めて厳しい財務の現実でした。ところが、損益計算書に目を転じると、今期はわずかながらも黒字を確保しています。JR九州グループの中核を担う住宅会社が直面する経営課題と、再生への一筋の光。その決算内容を深く読み解きます。 決算ハイ…