長らくブログをお休みしていました。 2024年の年明け、羽田空港での事故や、漫画家・芦原妃名子さんの訃報に触れたとき、心の奥にしまっていた記憶が揺さぶられ、言葉が出てこなくなってしまいました。直接のきっかけは、ある脚本家のSNS投稿でした。そこに写っていた主演女優との写真を見た瞬間、かつて自分が受けたパワハラの記憶が鮮明によみがえり、筆を持つことが怖くなってしまったのです。羽田空港は、当時、出張で月に何度も利用していました。その空港で飛行機が燃える様子が、原作者不在の写真とその後の原作者の死が、表現しきれない疎外感と憤りと恐怖になって、常に言葉は渦を巻くように頭の中にあるのにつながっていきませ…