私たちが毎日利用する道路や橋、子どもたちが通う学校や幼稚園、そして家族と暮らす家。私たちの生活を支えるこれらの建築物や社会インフラは、地域に根差した建設会社の日々の仕事によって創り上げられています。特に、ひとつの地域で何世代にもわたって街づくりを担ってきた企業には、単なる建設技術以上の、深い歴史と信頼が刻まれています。しかし、建設業界は今、資材価格の高騰や深刻な人手不足といった大きな課題に直面しています。 今回は、大正7年の創業から100年以上にわたり、北九州市の発展と共に歩んできた老舗の総合建設業、株式会社福山組の決算を読み解きます。激動の時代を乗り越え、地域のインフラを支え続ける同社の強靭…