:麺類
香川県(旧国名は讃岐国)で多く生産・消費されているタイプのうどん。一般的に、コシがあり、のど越しがいいといわれる。
特に香川では手軽な食事として親しまれており、外食としても一杯百円台から安価に提供されている。年末には「年越しうどん」を食べる家庭も多い。
1989年から地元タウン情報誌「TJ Kagawa」で当時の編集長田尾和俊率いる「麺通団」による連載「ゲリラうどん通ごっこ」が開始、その単行本「恐るべきさぬきうどん」は全国にそのディープな世界を知らしめることとなった。
「讃岐」うどんとはいえ、原料はオーストラリア産の小麦「ASW(Australia Standard White)」が主流。「さぬきの夢2000」という県産の新品種も出てきたが、製麺の難しさと生産量の少なさのため、広く普及するには至っていない。
写真は、とある製麺所のうどん。