福井県の嶺北地方で製造される和紙。
古くから質の高さが認められており、正倉院には西暦730年の年号を記した越前和紙が保管されている。 またその発色の良さや高い吸水性などから、浮世絵や日本画、木版画などに多く用いられており、横山大観や平山郁夫などが愛用し、ピカソからも注文が来たエピソードもある。 歴史は約1500年前に紙祖神「川上御前」が岡太川の上流に現れ、その製法を伝えた「川上御前の伝説」という伝説*1が存在するが、正確な由来などは判明していない。
*1:越前和紙|1500年の伝統−産地−
前回掲載した越前市岩本町の岩本神社からの引き続きとなる今回は、岡太神社・大瀧神社を掲載します。 社頭手前に聳える岡太神社・大瀧神社の大鳥居から、車で数分走れば岡太神社・大瀧神社下宮のニノ鳥居と社号標が見えてきます。 ニノ鳥居から社地を左に見ながら奥に進むと右手に参拝者駐車場があるので、岩本神社や岡太神社・大瀧神社を訪れるならそちらが便利です。写真は岡太神社・大瀧神社ニノ鳥居と「縣社 大瀧神社」社号標。 ニノ鳥居は朱の明神鳥居。 写真は11/11参拝時の岡太神社・大瀧神社境内の様子となります。この時期では鳥居両脇の二本の大銀杏の黄葉は終わりを迎えており、落葉の色合いも精彩はないが境内随所で見られ…
ジュエラでは、他社ブランド様の商品をOEM製造させていただいております。日本橋で300年の老舗漆器屋・黒江屋様https://www.kuroeya.com/こちらのオリジナルマスクケース(越前和紙製、漆コーティング)も弊社で企画OEM製造させていただいております。この度、この黒江屋オリジナルマスクケースが、東京中央区の推奨土産品にエントリーされたとのこと。皆様ぜひ、投票ご協力をお願いいたします! https://www.chuo-kanko.or.jp/ メルアド登録でのログインが必要ですが、ご投票いただくとご参加いただいた全員の方の中から抽選で5名様に、新しく決定する「中央区推奨土産品」が…
ウッドパーク入江で展示しているモデルハウスの低い天井部分に使用した和紙。マットな質感で光を柔らかく反射してくれます。 こちらは寝室に用いた施工事例。ジョイント部分を重ね貼りすることによる縦ラインがポイント。濃い色を用いるとかなり落ち着いた表情になります。 これらの和紙は福井の越前和紙を使った「玉紙」という素材。紙の素材感をそのままに紙本来の調湿効果に加えて耐久性も持たせてあります。それがこの撥水性。 水を落とすと水玉になってしまうくらいの撥水性があります。 こちらは手すき和紙でより素材感がありますが、こちらもちゃんと撥水します。 自然素材を用いる場合、耐久性に気を付けて使い分けをしたりすること…
営業中。空気が冷たくて自転車乗ってると勝手に涙こぼれる。少しすると鼻水になって垂れる。こんなところに冬を感じるわたくし。 越前和紙・久兵衛のメモパッドや一筆箋。透かし模様が入った紙と色紙を2枚漉合わせた紙が色とりどり。メモパッドには10種類程度が綴じ合わせてありどれを使うか迷います。 久兵衛シリーズは和紙ですが平滑性が高いので筆記用具を選びません。インクにじみもほぼ心配ご無用。 真四角なメモパッドは折り紙にしたり、お菓子を盛り付ける時の折敷にも使ってください。 B5便せんは小さめランチョンマット代わりに使う方もいます。 年末年始のご挨拶用に消え物ギフトにおススメです。 通販→https://g…
先日、ラジオを聴いていて耳にした言葉「フードペーパー」。直訳すると「食べ物の紙」ということになるのですが、番組を聴いているとやはりその通りでした。 フードペーパーとは、廃棄される野菜や果物を和紙の原料に利用して作られた紙のこと。福井県越前市にある、越前和紙の老舗工房「五十嵐製紙いがらしせいし」で作られています。 foodpaper.jp 五十嵐製紙は創業100年を超える老舗の製紙工房で、最近では海外のアーティストからの注文も受けるなど、高い技術力を持った企業です。 そんな五十嵐製紙が、なぜ食べ物の紙を作ろうと思ったのか?きっかけは和紙の原材料不足だったそうです。 伝統工芸の職人さんは高齢化が進…
<番組紹介> 和紙で知られる福井県越前市。 ここには金型を使って装飾的な和紙を作る技法が伝えられている。 その金型を使って、現代の暮らしにあった和紙製品を作る職人たちを 紹介する。 越前和紙のふるさと、福井県越前市。 ここには、金型という道具を使って、装飾的な和紙を作る伝統がある。 四角と丸を組み合わせた、和紙のテーブルクロス。 ふすまの全面に、浮き彫りのように盛り上がった華やかな模様。 そして、レースのカーテンのような和紙。 金型の使い方は、それぞれ異なる。 中には、一度途絶えていた技法を、 偶然発見した金型によってよみがえらせたケースもある。 和紙の町ならではの高度に発達した技に迫る。 (…
<番組紹介> まるで石のような造形のユニークな小物入れ。 インテリアとしてもおしゃれと人気だ。 素材は驚くことに紙? いま福井県・越前和紙の伝統的な技法を生かした モダンな製品が続々誕生。 繊細なシワが高級感さえ感じさせる シックな紙バッグもそのひとつ。 紙でありながら丈夫で破れにくく、 使う人に対する細かい心づかいもされている。 なぜ越前の紙は丈夫なのか? 1500年の歴史を築いてきた越前和紙の世界を 女優の三倉茉奈がリサーチ! (初回放送:平成30年4月10日) <番組紹介> 1.EICOバッグ(長田製紙所) 2.harukami [cobble](やなせ和紙) 1.EICOバッグ(長田製…
前回のブログで福井を訪れた際、お土産を買いました。 福井のお土産や福井で有名なものって色々ありますが、以前買ったものと今回買ったものとまぜて紹介したいと思います。 butuyokuko.hatenablog.com ①「尺谷石」 ②「若狭塗」(小浜) ③「越前和紙」 「メガネ」( 鯖江市) ⑤海の幸(こんぶ、うに、鯖、越前蟹etc) ⑥「小鯛の笹漬け」(小浜) ⑦「越前打刃物」(越前市) ⑧その他いろいろ 最後に ①「尺谷石」 足羽山あすわやまで取れる、尺谷石しゃくだにいし製の食器やアクセサリーなど。 福井の中心・足羽山 紫煙 /Link 綺麗なうすいブルーをしているので、青石と呼ばれます。 …
銀座画廊 美の起原で開催中年に1度の個展【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】4/20(土)は最終日。16:00までの開催です画廊初めての方もぜひどうぞ。作家、樋口鳳香は終日在廊して、皆さまのお越しをお待ちしております。お気軽にお声かけください。 個展ポスターは直筆サイン入り。『限定1枚』作品ご購入者様で希望される方にプレゼントします。(先着です) 水墨画の多くの表現は、無作為な偶然が織りなす芸術です。AIがどんなに発達しても世界に2枚と存在することのないアートです。多くの方のお越しをお待ちしております。 個展【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】会場:銀座画廊 美の起原4/20(土)最終日12:…
【樋口鳳香・墨美神®︎展】銀座画廊 美の起原にて、20日(土)まで開催です。(※最終日20日(土)は16:00迄です) 樋口鳳香の描く『墨美神®︎』華やかな着物を使った創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』の支持体はほとんどの場合、正絹きもの地を使っています。紙に描く場合は麻紙。麻紙は、繊維が長く粗く、薄墨がランダムによく滲んでいく和紙です。墨美神®︎の異空間的な空気感を表現するのによく使います 水墨画の醍醐味といえば、やはり墨の滲み、ダイナミズムです。最初に入れた墨は、どんなに上から塗り重ねても最後まで残るため、水墨画は、濃淡を筆の中に作って、濡れているうちに一気に面で描き上げていきます。あとは支…
【樋口鳳香・墨美神®︎展】銀座画廊 美の起原にて、20日(土)まで開催です。 東京都美術館で開催された『現水展』(2023)にて 『現水展賞』を受賞した画像の作品は『美貌の天瑞シリーズ』として以下の3つの展開にして個展のために北陸の『越前白麻紙』を用いて描き下ろしました。・龍飛鳳舞(画像の画題) ・風美神雷美神 ・黒獅子白獅子現水展では120号と大きなサイズでしたが、少し構図を変えて画幅60cmで描き下ろし、表具師さんと相談しながら現代的な掛軸に仕立てました。 樋口鳳香から提案したデザインを元に表具師の方と詰めた打合せの中で上質な裂をご提案いただき 新しいカタチの美しく良い掛軸が仕上がりました…
いよいよ明日4/15(月)12:00から【樋口鳳香・墨美神®︎展】開催です 2024年『樋口鳳香・墨美神®︎展』は、 刻々と過ぎてゆく『春』を惜しむ気持ちを込めて、副題を『春の果て』としました。 花弁をゆらす風、うねる空の水、芽吹きの雨、うららかな光と影、息遣いと気配。 墨のにじみという偶さかの中に、 この刹那の墨美神®︎の眼差しの速度と、春の濃密な息吹を感じていただければ幸いです。 展示総数は大小合わせて20点ほど。 葛飾北斎『蛸と海女』のオマージュ、2023年 現水展賞受賞作品『美貌の天瑞』のシリーズ展開もあり、 (現代水墨画協会主催『第62回 現水展』会場:東京都美術館)その多くに北陸、…
今年の墨美神®︎展は、ほとんどの作品に震災被害にあった北陸の『越前和紙』を使いました。その中でも墨美神®︎を表現するときによく使うのは麻紙です。麻紙は繊維が長く粗く、ダイナミックにランダムに薄墨が滲んでいくのが特性です。北陸、越前の麻紙は、紙そのものに強靭さもあり、また水を含んだ墨を受け入れるとふんわりと漂うように滲み広がっていきます。もちろん筆に含む水分のコントロールで、抑揚のあるキリッとした線も表現できます。 『越前白麻紙』こんなに薄いのに、調墨(墨のグラデーション)がとても綺麗に出ます 水墨画はいわゆる日本画と違い下塗りをしないため、白に見える部分は生の和紙そのものになります。墨を入れて…
4/15(月)から開催の個展【樋口鳳香・墨美神®︎展】今回は、定番となったモチーフ『龍姫』を華やかな『墨美神®︎きもの掛軸』に仕立てて出品します。龍の化身である龍姫の寿命は分かりませんが、今回は7歳と21歳を描きました。時を経て豊潤になるウイスキーのように『龍姫〜Aged 7 years』『龍姫〜Aged 21 years』と名付けています。 掛軸には、美しいピンク系の蘭模様の訪問着を使いました。蘭のうねり反った葉の流れが、空駆ける龍の動きを想起させますきもの裂地を使って表装する『墨美神®︎きもの掛軸』また『着物カルトナージュ額装』は作家、樋口鳳香のオリジナルです。一挙に展示されるのはこの機会…
4月10日(水) 93日目 昨夜は寒くて何度か目が覚めた。朝も寒くて熱い紅茶オーレ(嫁さんはブラックコーヒー)が美味い。ありゃ道の駅は第2水曜が休みです。新幹線駅も開業したばかりなのに閑散としています。喫煙所で気のいいおっさんと30分ほど駄弁ってから出発です。越前陶芸村へタロー先生の作品を見にいきましょう。気温も12℃に上がって気持ちよくお散歩です。その後は、越前國二宮・劔神社へ。織田信長公の氏神です。越前市は「信長公のルーツ!」と喧伝するのですが、何代遡るんだよってくらいのルーツですねw。岩本観音って磨崖仏があったので立ち寄って、近所の江雲堂さんで和菓子を購入です。 今日はずっと越前市でした…
3月16日に北陸新幹線の金沢敦賀間が開業、23日には北大阪急行の千里中央箕面萱野間が開業したので早速行ってきた。春休みやインバウンド需要なのだろうけど、大阪のホテルが軒並み満室。 宿泊が奈良になってしまう。富山始発のつるぎ37号で出発。せっかくなので12号車を指定、ただしシートサービスのみなのでアテンダントはいない。 敦賀までの各駅に停車、新規開業の駅は帰りに見て回る予定。1時間半で敦賀到着、各駅に停車しても新幹線は速い。 99%の客がのりかえるので改札口が人だらけになる。新幹線高架下の特急ホームで待っている特急に乗車、京都のりかえで奈良まで行きこの日の旅を終えた。翌日早起きして大阪へ、なんば…
長らくマラソン空白県だった福井県、もう何年も前から力を入れに入れた準備と宣伝を重ねておられましたが、ついにこの日が来ました。福井を訪れる度に、色々な所でふくい桜マラソンに向けた表示やコースがあり、全国のランナーだけでなく福井の皆様が楽しみにしておられたのだと実感していました。大迫傑選手が大会プロデューサーという時点で振り切れていますが、2時間10分切りチャレンジの部があったり、コモディイイダや日本郵政のエリートランナーが多数招待されたりで、とてつもないことになっていました。 www.fukui-sakura-marathon.jp 実際に走ってみると、この日に懸ける思いが溢れ出ていて恐竜も目を…
3月16日の北陸新幹線 金沢-敦賀間開業に合わせて、福井県内に新たな観光スポットが続々オープン! 今回は、新しい駅ごとに編集部が注目した施設をどど〜んとご紹介します。 話題の新スポットから人気の定番スポットまで。 今度の休日は金沢からちょっと足を伸ばして、福井県の歴史やグルメを楽しもう♡ 芦原温泉駅 道の駅 道の駅 蓮如の里あわら 芦湯 あわら温泉屋台村「湯けむり横丁」 越前たけふ駅 光る君へ 越前 大河ドラマ館(しきぶきぶんミュージアム内) 紫式部と国府資料館(紫ゆかりの館) 武生中央公園 福井駅 くるふ福井駅 福井屋台村 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 敦賀駅 TSURUGA BOOKS …
道の駅関宿にいるので、朝散歩がてら東海道五十三次、47番目宿場を歩きます。 三重県亀山市関町中町に位置します。 200軒の町屋が並び全長1,800mもあるので端から端までの往復はきつい。 ここから入ります。道の駅の真ん前。 真ん中ほどに出るので下って端へ。 鳥居あります。 屋根が曲線になってる。宮大工さん? 古い建物見るの楽しいです。 カメヤマローソク。 昭和な物、銭湯?公衆便所? 御馳走場? アンティークな物集めてあります。 早朝なので人いません。 地蔵堂。 1時間ほど歩いて疲れたので、近くの喫茶店へ。 シャローム。 バイクの友人が経営されてます。 去年も11月頃来ました。 少しレトロで落ち…
(2024年2月26日 アルツハイマー型認知症の診断から約17年) harienikki.hatenablog.com *ジジと2人で 今年1月から、おママが入所している特別養護老人ホームは居住しているスペースでの面会が可能となりました。 前回1月16日の面会の時は、おママの暮らしの一端を感じることが出来て嬉しかったです。 それと同時に悲しいこともありました。それでも状況が分かって良かったと思います。 harienikki.hatenablog.com harienikki.hatenablog.com ジジは昨年3月,6月、11月に面会をしていますが、昨年末にはおママと会った事をすっかり忘れ…
このブログでは、紫式部と源氏物語の名所・ゆかりの地を紹介しています。 実際に行ってみました。ぜひ、旅の参考にしてみてください♬♪(^^♪ 1.しきぶきぶんミュージアム、大河ドラマ館 2.越前歴史展示がとっても綺麗 3.お土産屋も充実 4.アクセス地図マップ 4-1 目指す場所は「武生中央公園」 5.バスやレンタカーでの移動 【専用バスで行く場合】 【越前市市民バス・福鉄バスで行く場合】 4-3 料金・開館時間 1.しきぶきぶんミュージアム、大河ドラマ館 福井県越前市に大河ドラマ館「しきぶきぶんミュージアム」がオープンしました。 現地では、ドラマで使われていた衣装や、人物関係の解説、サイン色紙な…
この記事は、2006年4月7日から2009年9月25日の3年半、日本テレビ系列で毎週金曜日の23:00 - 23:30に放送された番組「未来創造堂」の情報をまとめたものです。「未来創造堂」とは、その人のコダワリを紹介するというバラエティ番組であり、コダワリから大発明をした偉人を紹介するドキュメンタリー番組でもありました。seesaaブログから、はてなに記事を移し、その当時を振り返った感想を書いています。 今回は第91回~第100回で放映された偉人をまとめました。 化粧の未来を切り拓いた男 坂本 光彦 地図の未来を切り拓いた男 大迫 正冨 スピーカーの未来を切り拓いた男 堀 昌司 ニットの未来を…
今日は友人と福井方面へドライブに行ってきた。 …いつものように朝8時前に自宅近くのコンビニで合流し、野々市市内のガソリンスタンドで給油してから国道157号線を白峰方面へと南下、まずは福井県勝山市の「かつやま恐竜の森」でマンホールカードを入手。 その後大野市へ足を延ばし、「本願清水イトヨの里」でもマンホールカードを入手すると、「せっかく来たから館内を見て行ってこようか」と友人からの提案もあって、館内を散策してきた。 地元の中学生有志が作った天敵除けのかかしが迎えてくれる館内には、イトヨの生態や大野市内の生活用水としても活用されている地下水に関しての展示コーナーがあって、 半地下になっている観察ゾ…